
このブログの一環として、レコードにまつわる「よもやま話」も行なっていこうと思っています。今回はTHE CLASH / ROCK THE CASBA についてです。これは一説によるとイランのホメイニ師政権についての歌らしいのですが・・・
えーっと、僕はいろんな国を放浪していた時期がありまして、イランに行ったのは1990年だったと思います。パキスタンとの国境からテヘランに向かう長距離バスの中で知り合った大学生のロミと意気投合し、彼のテヘランの実家に1週間ほど滞在させてもらい、街をブラブラしていました。ある晩、彼の兄貴が禁制品のウォッカを持って登場(バレたらムチ打ち30回だそうです...)、宴もたけなわに入った頃、顔が真っ赤になったロミが、「オレの話を聞いてくれ!」とオレの肩をつかみました。
イランは外国の音楽は禁止されているのですが、イランの大学生の間でアンダー・グラウンドに流行っているものがある、というのです。それは・・・「ランバダ」!今時の若者には分からないかもしれませんが、1987年くらいに日本でも流行った、ポルトガルの男女密着型ダンスです。彼が言うには、今はみんなこれをヤミでこっそり踊っている。俺は他の皆に差をつけたい、最新の西洋のダンスを教えてくれ!と頼まれてしまいました。
正直、「今時ランバダかいな!」と思ったし、恥ずかしいので「いやー、オレ踊れないし・・・」と固辞したのですが、彼は頭を床に摩り付けんばかりに頼んできます。そして、「オレがランバダ踊るからお前も最新のダンスを踊れ!」と勝手に踊りだしました。見事なランバダでした・・・もう、仕方ありません。居候でタダメシ食らいの身です。
ええ、踊りましたとも。
「ポーズとか無いのか?」と言われたので、へなちょこブレイク・ダンスを・・・
ドリンクを時折飲む真似とか入れて・・・
彼は大満足!真似して踊ってましたが、彼のオカンに「うるさい!」と怒られ、
深夜、テヘランの民家の庭で、月明かりの下踊る二人・・・
多分、後で大学で友達に披露したんやろな・・・
このジャケをみると、その事をいつも思い出してしまいます。トラウマですかね。
では、今回はこの辺で。

