Cisum Records よもやま話
大阪の中古レコードWEB SHOPのオーナーが、買付であった面白いことやクラブイベント、ディスコ・ガラージクラシックのレコードにまつわる雑談等を載せています。 WEB SHOPはこちら http://cisumrecords.com
密着・新宿24時
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この頃はまだ建設中だったような・・・都庁です


またしてもレコードとは全然関係の無い話です。
高校生の頃、鈍行で行ったりキセルをちょこちょこしたりしつつ、夏休みとかに電車で旅行したりしていました。関東圏の人には笑われるでしょうが、齢17、人生初体験の新宿の夜は、田舎から来た高校生には強烈すぎました。


夜もふけ、適当に野宿しようかな、と新宿の中央公園に行きました。木陰で眠っていると、夜中2時頃、人の気配がして目覚めたのです。暗闇の中で目を凝らすと、すぐ前に30歳くらいの男が立っています。「何だコイツは・・・」と思い睨み返すと、鼻をクンクン鳴らしてきます。そんな状態で5分ほど睨み合いをしていましたが、いっこうに立ち去ってくれません。気味が悪かったので起きてゴールデン街へ飲みに行きました。でも後で分かったのですが、あれ(鼻クンクン)は合図だったのです。


次の日も中央公園で寝よう、今度はベンチで寝れば大丈夫だろう、と寝ていたところ、夜中に太もも辺りをやんわりと撫でられている感触で目覚めました。すると、横に40歳くらいの男性が座っています。ガバッと起きると、「お前、何処から来たんだ?」と訊いてきます。「ヤバい、コイツ私服警官か?」と思いつつ適当に受け答えしているとだんだん会話が妙な方向へ・・・
「に、兄ちゃん、お、俺んち来いよ!」「に、兄ちゃん、チ、チ、○○○×××らせて!」とお前は鶴光師匠か!
気が付いたら肩と股に手を廻されていて、ただでさえ寝起きで通電していない脳はパニック。ダッシュで逃げ出すと、歩道橋まで走って追いかけて来ます。振り切って逃げると、その男は「兄ちゃん、夜中になるとココはオレみたいなやつばっかだぞ!」と叫びました。
現在はどうか分かりませんが、その時は本当にそうだったみたいです。
またこの日もゴールデン街へ逃亡、すっかり寝不足です。


さすがに懲りたし、ちゃんと睡眠を取りたかったので、3日目の夜は歌舞伎町の中のビルの12階くらいにあるカプセル・ホテル(サウナ付き)で寝よう、と決めました。しかしエレベーターがその階に付き、自動ドアが開いた瞬間、そこにいた腰タオルの男15人程全員がバッ!と僕を凝視、眼を全く逸らしません。
すぐさま「閉」ボタンを押して下降してしまいました・・・


すっかりカプセル・ホテルも怖くなってしまいましたが、ちゃんとしたホテルに泊まるお金も勿体無かったので、オール・ナイトの映画館をその日のねぐらにしようと決めて入館しました。
客はまばらだったのですが、どうも前方にいる隣り合った男どうしが
モゾモゾしています。目を凝らすと、何組かの客は明らかに・・・
もう疲れ切っていたので、『誰か来たら絶対殴ったる』と心に決め寝ました。幸い誰も来ませんでしたが、「夜の新宿は怖い」と心に刻み込まれたのです。


その後、友人から聞いたのですが、鼻を鳴らされ、コチラが鳴らし返すと、それは『オーケー』の符牒らしかったのです。
僕がゲイであれば望むところなのですが、生憎ストレイト、それに『発展場』なんて聞いたことも無い田舎の高校生でしたので・・・あのオッサン、逆に拒否されて傷ついたかも、ごめんなさい。事情を全く知らなかったとはいえ、無知は危険だ、と学ばせて貰いました。
ありがとう新宿、決して鼻は鳴らし返さないよ!
でもまあ、こんなこと知る必要があるのかどうかは解りませんが・・・


では、今回はこの辺りで。
ディスコ好きな方は、
ウチのWEB-SHOPも覗いてみてください。
http://cisumrecords.com