イギリスの東スポ

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いろんな国の新聞、下から2つ目がタブロイド・サイズです


僕が数年住んでいたイギリスでは、新聞は2種類あります。
ひとつは"The Gardian"や"Evening Standard"に代表されるクオリティー・ペーパーと言われる知識層が読む一般新聞、もう一つは"The Sun"、"Daily Mail"に代表される相当お下品なタブロイドと言われる新聞です。これが東スポ(大阪では大スポ)以上に記事がひどく、そして何よりも僕の英語力でも読めるくらいなので、中古レコード屋への移動の際などについつい電車などで拾い読みしてしまいます。


昨年イギリスへ中古レコードの買付に行ったときに目にして面白かったものの中に、『乗馬中に何度もアレの位置を直すハリー王子』が3枚ほどの写真と共にデカデカと乗っていたページがありました。また写真のキャプションが"vital adjustment(重大な調整)"とか、"adjust the matter(問題の調整)"とか面白くて・・・日本で皇太子についてこんな記事を載せたら、ある方面からキツい抗議&脅迫を受けること請け合いです。


その号では他に、カイリー・ミノーグの往年のヒット曲"I Should Be So Luckly"をニワトリに聴かせると普段より卵を沢山産む、という記事が、ニワトリを抱き抱えた養鶏夫の満面の笑みと共に載っていました。記事のタイトルは、そうです、"I Should Be So Luckey"!!・・・これはどうしたら良いのでしょう?


また、インフォーマー(情報提供者)に高額の賞金を出す、と紙面に大きく打ち出していて、『これはアリなのか?』と目を疑うことも多々あります。
大分昔のことで、曖昧な記憶しかないので細部は間違っているかもしれませんが・・・犯行時12歳程だった殺人犯2人(まあ、デパートから3歳の子供を連れ出して線路に縛り付けて面白半分に殺害した、という残酷な事件でしたが)が少年法により20歳くらいで出獄した時も、犯人の大きな顔写真(12歳当時)と共に『現在の居場所のインフォーマーには○○,○○○ポンド!』とか、『整形させられてイギリスの田舎かフランスに居るらしい』と高額の懸賞金付きで大きく数誌のトップページに出ていて、コレは本当にジャーナリズムと呼べるのか?と思ったのを憶えています。


どんな人間も面白い記事には興味があるとは思いますが、イギリスのタブロイド誌はかなり度を過ぎてるような気が・・・
ちなみに有名人のゴシップ写真も買取してくれますので、来日した有名人の面白い写真等お持ちの方、売り込んでみては?有名人のランク如何によっては、とてもナイスな取引が出来ると思いますよ。


では、今回はこの辺りで。
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最近のレコード事情

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こんな日もありました・・・


買い付けから帰って来ました!
いや~、とにかく寒かったです。アメリカ北東部には大寒波が来ており、シカゴなど夕方4時でマイナス14度!風が強いので体感温度はマイナス20度を越えるという激寒な天気の中を動いてきました。
ただ買付中に酷い雪にはあたらなかったのは幸いでした。


最近海外の中古レコードマニアのトレンド、それは12インチ、LPに限らずプロモ・コピーです。
もちろん内容違いは別ですが、同じレコードでもプロモレーベルの方が価格が高く、E-Bayでも値段が違います。特になかなか見つからないプロモ(正規と内容が同じでも)だと倍くらい違うことも・・・個人的にはどちらでも構わないのですが、そのうちに日本でも値段が違ってきたりするかもしれません。


そしてシールド・コピーにあまり喜ばなくなってきています。
例えば77年のレコードがあったとしましょう。と言うことは生産されて30年が経過しているわけで、よほど保存状態がよくない限り出荷時の
ビニールもかなり収縮しています。僕も向こうのディーラーに「これはシールドだから高い」とか言われると、逆に買うのを止めたりします、盤が反っているのが怖いからです。
また、最近では業者が後から機械でシールドにしたりもしていて、『プロモなのにシールド?有り得ない・・・』みたいなレコードも海外では店頭に並んでいて、購入後に開けたら盤がキズだらけだったり・・・そんな訳でシールドで見つけたものは帰国後に開封してチェックしています。

未開封シールドも確かにいいのですけど、当店には殆んどありません。僕が開封してしまいますので。
確かにシールドはキレイなものが殆んどで、お客様個人個人にとってはどちらがいいのかは本当に難しいところですが、当店は盤質にこだわりを持ち、そんな感じでやっていこうと思っています。


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密着・新宿24時

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この頃はまだ建設中だったような・・・都庁です


またしてもレコードとは全然関係の無い話です。
高校生の頃、鈍行で行ったりしつつ、夏休みとかに電車で旅行したりしていました。
関東圏の人には笑われるでしょうが、齢17歳、
人生初体験の新宿の夜は、田舎から来た高校生には強烈すぎました。

夜もふけ、適当に野宿しようかな、と新宿の中央公園に行きました。
木陰で眠っていると、夜中2時頃、人の気配がして目覚めたのです。
暗闇の中で目を凝らすと、すぐ前に30歳くらいの男が立っています。
「何だコイツは・・・」と思い睨み返すと、鼻をクンクン鳴らしてきます。
そんな状態で5分ほど睨み合いをしていましたが、いっこうに立ち去ってくれません。
気味が悪かったので起きてゴールデン街へ行きました。
でも後で分かったのですが、あれ(鼻クンクン)は合図だったのです。

そもそも『野宿』という発想が変なのですが、お金を出来るだけ節約したかったので、
次の日も中央公園で寝よう、今度はベンチで寝れば大丈夫だろう、
と寝ていたところ、夜中に太もも辺りをやんわりと撫でられている感触で目覚めました。
すると、横に40歳くらいの男性が座っています。
ガバッと起きると、「お前、何処から来たんだ?」と訊いてきます。
「ヤバい、私服警官なのか?」と思いつつ適当に受け答えしているとだんだん会話が妙な方向へ・・・
「に、兄ちゃん、お、俺んち来いよ!」「に、兄ちゃん、チ、チ、○○○×××らせて!」とお前は鶴光師匠か!
気が付いたら肩と股に手を廻されていて、ただでさえ寝起きで通電していない脳はパニック。
ダッシュで逃げ出すと、歩道橋まで走って追いかけて来ます。
振り切って逃げると、その男は「兄ちゃん、夜中になるとココはオレみたいなやつばっかだぞ!」と叫びました。
現在はどうか分かりませんが、その時は本当にそうだったみたいです。
またこの日もゴールデン街へ逃亡、すっかり寝不足です。

さすがに懲りたし、ちゃんと睡眠を取りたかったので、3日目の夜は
歌舞伎町の中のビルの12階くらいにあるカプセル・ホテル(サウナ付き)で寝よう、と決めました。
しかしエレベーターがその階に付き、自動ドアが開いた瞬間、
そこにいた腰タオルの男15人程全員がバッ!と僕を凝視、眼を全く逸らしません。
すぐさま「閉」ボタンを押して下降しました。

すっかりカプセル・ホテルも怖くなってしまいましたが、
ちゃんとしたホテルに泊まるお金も勿体無かったので、
オール・ナイトの映画館をその日のねぐらにしようと決めて入館しました。
客はまばらだったのですが、どうも前方にいる隣り合った男どうしが
モゾモゾしています。目を凝らすと、何組かの客は明らかに・・・
もう疲れ切っていたので、『誰か来たら絶対殴ったる』と心に決め寝ました。
幸い誰も来ませんでしたが、そんなこんなで「夜の新宿は怖い」と心に刻み込まれたのです。


その後、友人から聞いたのですが、鼻を鳴らされ、
コチラが鳴らし返すと、それは『オーケー』の符牒らしかったのです。
僕がゲイであれば望むところなのですが、生憎ストレート、
それに『発展場』なんて聞いたことも無い田舎の高校生でしたので・・・
あのオッサン、逆に拒否されて傷ついたかも、ごめんなさい。
事情を全く知らなかったとはいえ、無知は危険だ、と学ばせて貰いました。
ありがとう新宿、決して鼻は鳴らし返さないよ!
でもまあ、こんなこと知る必要があるのかどうかは解りませんが・・・



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Author:cisum
大阪の中古レコードWEB SHOPのオーナーが、買付であった面白いことやクラブイベント・レポート、レコードにまつわる雑談等を載せています。

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