Cisum Records よもやま話
大阪の中古レコードWEB SHOPのオーナーが、買付であった面白いことやクラブイベント、ディスコ・ガラージクラシックのレコードにまつわる雑談等を載せています。 WEB SHOPはこちら http://cisumrecords.com
レコードと石油
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 世界中で原油価格が高騰している今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?日頃僕らが手にしているレコード盤もその製作過程で多くの石油を使用しており、新譜の輸入盤に限って言えば、為替レートと原料価格の高騰がきっとダイレクトに価格に反映されているはずです。
 ついでに言うと買い付けにもダイレクトに反映しまして、まず海外への往復チケットに「オイルチャージ」というものが上乗せされます(アメリカ系、ヨーロッパ系のエアラインは結構高く、アジア系や他の系列なら安めです)。その他にも現地でのレンタカー代、ガソリン代などなど、買付業者として色々気を配ることも多くなってきました。

 イギリスで中古レコード屋のオヤジに聞いたのですが、第二次オイルショック(79年)の前後、確か78年(はっきりとは思い出せません)だったと思います。イギリスではその為、ある期間(1年程)のレコードが一枚も製作されていないらしいのです。国家政策で原油が統制されていたためらしいのですが、その為にレコード業界は大パニックとなり、実際つぶれるレコード会社もあったらしく、「大変な時代だったな」とその人は振り返っていました。

 そんなこともあったせいか、イギリス盤のレコードはアメリカ製に比べて薄いのですが、イギリス人は12インチに関して「音はアメリカ製よりいいだろ!」と胸を張ります。確かに回転数が高いということは、例えば一秒間に読む溝は45回転の方が長い訳で、情報量が多いのです。まあ、これもマニアックな話でして、気にされない方が殆んどでしょう。

 生活に欠かせない石油と身近なレコードの関わりは深いものがありますが、それにつけても、早く原油価格が下がることを祈ってます。
では、今回はこの辺りで。
ディスコ好きな方は、
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